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プロフィール
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性別:
女性
職業:
ぷーではない。ちょっくら滋賀まで行っている。
趣味:
創作活動 読書 ゲーム……
自己紹介:
いろんなゲームが好きでやってみてはいろいろ小話が浮かんで困っている。自重しない。
mixiでもいろいろとのっけてますが、近いうちにこっちに移行する予定。
BSRは明智と毛利に愛注いでます。
MSUは三成。
何ってきっとイケメンのツンデレと変わった人が好きってだけ。
FFはセフィロスとルーファウス
RPGは主人公よりもヒールを好きになる傾向が強い。
イケメン頭脳派にどっぷり浸かる。抜けだせない。
乙女ゲーとやら
アリスシリーズ ブラッド、ナイトメア、ユリウス、グレイ。
クリムゾンシリーズ ジャスティン、ランビュール
薄桜鬼 風間、土方、斎藤
華ヤカ 脱学生組
大人の男ってやつさ、駆け引きのうまい人なら尚更いいんでねえの。
何かありましたら
come∂on.disaster21c★biscuit.ocn.ne.jp
(∂の部分にハイフン、星の部分に@当てはめてやってください)まで。
リクエストは拍手からでも此方からでも。
ツイッター始めました!
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クリスマス第2弾。
お次は次男坊。 いわゆるベタな展開。
やらかした、しかし反省はしない。
展開図ろうと思って久し振りにPSP起動させようとしたら液晶われてて全然見られなかった。
こんちくしょー
大振りの箱を持って行ったり来たりをしていた喜助に目をとめて手伝うと言ったのははるだった。生誕祭で贈られてきた色々なものを検分せねばならないのでひとまず屋敷の中へ運び入れる。はるもいくつか小さな箱を持って屋敷と外を行ったり来たりしていた。そこへ軍部から戻ってきた大佐……もとい当主の勇が現れ、はるを呼びとめる。
「何の騒ぎだ?」
「何でも、生誕祭というらしいですよ」
もうそんな季節か、月の巡るのは早いなと過去を回想して、そういえば去年の今頃は屋敷で共に過ごしたな、と思い至る。その後の展開も相まって渋い顔になったのは言うまでもないが。そうしてやはり思った、西洋の祭りなどで浮かれていたから最終的にはるが怪我をする結果になったと。それまでには長いスパンがあることを忘れがち、何より自分の守るべき者に対しては恐ろしいほどに心の狭い勇であるので、そんな軟弱なものに付き合うような宮ノ杜ではないと告げたのである。
そこで、実は箱の中身が気になっていたはるはちょっとだけでも開けたかったとぽつ、と零した。当主のご機嫌取りはなんと言っても夫人を喜ばせることにあると、目敏い人間はもう気付いている。その中でも特に厭らしいのが、当主が溺愛する夫人へ男がものを贈ったのではいい顔をすまいとわざわざ自身の娘や妻、姉妹などが遠回しに贈ってくるのである。時には勇自身に贈られるが、そんな欲にまみれたものを勇が受け取るはずはなく、上等の酒でなければ中身ごと捨てさせることもざらになった。勿論返礼はするが、喜助に任せている。
はるはそれをよくわかっていない。どうして自分宛てのものが多いのかを知れば警戒するかもしれないが、それを教えるということが即ち貴族階級の得も言われぬ腐った部分を見せなくてはならない気がして勇は肩を落とした。
「勇様は、やっぱり西洋のものはお嫌いですか?」
「様と付けんでいいとあれほど……いや、物によっては嫌いではないが、受け入れる必要のないものもやはりあるだろう」
小走りについてきたはるに外套を持たせて手袋を外し、勇は息を吐いた。軍服の釦を外し、傷の残る背を見てはるは目を伏せたが、勇も心得て居りするりとすぐに部屋着である着物を羽織った。手慣れた様子で帯を締め、服の整理をさせて向き直る。どんな贈り物が入っているかわかったものではないこともある、爆発物などあればそれこそ気が気でないと思った。仕方がない、今日は少しでも贈り物から気をそらせよう、勇ははるを銀座へ連れ出した。
久し振りの外出と食事、そして気に入っているパーラーで自身の分だけにと菓子を買ってもらえたことで、はるは本当にいいのかとそわそわしながら勇の前を歩く。時折振り返って確認するので思わず「前を見て歩け」と窘められた程である。
「帰ってきちゃいましたね」
「まだ外がいいかもしれんが、お前の体が冷える。それは駄目だからな」
「そう、ですね。今日はありがとうございます」
外へ出ている間にあの下らない贈り物は処分できたことだろう。そう思って戻ってきた勇は、玄関の飾りに目をやった。出掛ける前にはなかったものである。こんなものを飾るとは、何かの意趣返しか。そう思わないではなかったが、自分であんだもこもこの襟巻をとっているはるに向かって勇が手を伸ばす。はるは手の中のもこもこが欲しいのかと思って勇に差し出すが、勇はその手をとって玄関の前でしっかりと妻を抱き締めた。
「確かに、俺は西洋かぶれは好かん。だが……これくらいなら構わん。はる、ちゃんと顔を上げて目を閉じろ」
「え?」
玄関の飾り、宿り木の木の下。嵌められたと思いながらも、これもれっきとした仕来たりだと自分に言い聞かせながら勇ははるへその唇を寄せた。真っ赤な顔で中へと入る二人の背後では、ちらちらと雪が降り始めていた。
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