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プロフィール
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性別:
女性
職業:
ぷーではない。ちょっくら滋賀まで行っている。
趣味:
創作活動 読書 ゲーム……
自己紹介:
いろんなゲームが好きでやってみてはいろいろ小話が浮かんで困っている。自重しない。
mixiでもいろいろとのっけてますが、近いうちにこっちに移行する予定。
BSRは明智と毛利に愛注いでます。
MSUは三成。
何ってきっとイケメンのツンデレと変わった人が好きってだけ。
FFはセフィロスとルーファウス
RPGは主人公よりもヒールを好きになる傾向が強い。
イケメン頭脳派にどっぷり浸かる。抜けだせない。
乙女ゲーとやら
アリスシリーズ ブラッド、ナイトメア、ユリウス、グレイ。
クリムゾンシリーズ ジャスティン、ランビュール
薄桜鬼 風間、土方、斎藤
華ヤカ 脱学生組
大人の男ってやつさ、駆け引きのうまい人なら尚更いいんでねえの。
何かありましたら
come∂on.disaster21c★biscuit.ocn.ne.jp
(∂の部分にハイフン、星の部分に@当てはめてやってください)まで。
リクエストは拍手からでも此方からでも。
ツイッター始めました!
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現在贈り物を考えている方も多いはず。
今日はちょっとだけ趣向を変えて 本来あげる側である女の子は貰う方に回ってもらいます。
全てはあの爺さんの思うままに!
発端となったのは、当主の一言である。
「気に入っている使用人一人に、お前の思う感謝の形を贈ってやれ」
ばれんたいん・でいなどという菓子会社の陰謀は既に宮ノ杜の中にも入り込んでいた。使用人たちはと言えば、友人同士で菓子を少しずつ持ち寄って休憩時間に振るまったり、少しだけ賄いにつけあわせのものを増やしている。既に貴族の婦人方に贈るものをあれこれと手配していたので、自分達は貰えないだろうからと勝手に贈り合う習慣が付いていたのだった。
「たえちゃん何が欲しい?」
「あんたからのなんて期待してないわ。あ、でも強いて言うならあんたが良く行ってるパーラーのお菓子が食べたいわね」
「じゃあいっしょに行こう?」
「あんたねー……あたしだってそれなりに付き合いってもんがあんのよ」
はるはたえが三治に贈り物を買っていたのを勿論知っていたし、それをつつくと早口になるのを見て内心で喜んでいた。うんうん、いいなあと思いながら服を選ぶたえにはるは緩んだ視線を向ける。
「それより」
たえは何処かに飛んで行っていたはるの意識を引き戻した。14日はもう明後日だというのに、たえは兄弟から相談を受けたらしい。なんでまたそんなにぎりぎりに、しかも自分は全然聞いていないことから首を傾げて話に聞き入る。どうやら兄弟は誰かに贈り物をしなければいけないらしい。あんたも買い出し手伝いなさいよ、と言われて特に用事もないはるは頷いた。
ご婦人がたの欲しがるようなものは全然欲しいと思わない。持っていても困るものばかりだからである。それを知ってか知らずか、たえが質問して来てはるは考える。欲しいもの欲しいもの……
今だったらふかふかの布団と睡眠、おいしいものと可愛いもの。
たえは頭を抱えた。
兄弟での話の中で出てきた使用人は間違いなくはるであった。兄弟でそれとなくはるの好みを知っているものもいたが、それははるにも手の届くものであり、改めて贈り物をしようとすれば少し考えなくてはならない。唸りながら最初に部屋を出ていったのは博であり、手作りの機械を作るという。続いて出ていったのは雅である。廊下に出て真っ先に電話を取り、ある場所に電話をして取り置きを頼んでいた。そして…次に出ていった進は、その足で玄関を出て、今掃除をしているであろうはるを探す。
残った三人のうち、茂は紅にでも聞こうと楽観的に考えて店へと出掛けて行った。正と勇は眉間に深く皺を寄せている。埒があかない。適当に贈り物をしておいても、はるの心証は悪くはならないだろう。それでいいに決まっている。当主の争いに関わっているとはいえお互いにはるに気に入られるかどうかなんてわかったものではない。適当でいい適当で。そう思いながらもなかなか席を立たない二人を見てたえは深く溜息を吐いた。
続きは選択で。
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